今回の『渡部の歩き方』の訪問地となったのは、福岡県です。今回、渡部氏は寿司とフレンチの名店をセレクト。このページでは、福岡編で紹介されたお店を紹介します。
鮨 唐島(寿司)
店名 | 鮨 唐島 |
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住所 | 福岡県福岡市中央区赤坂3-1-2 大東ビルⅡ 1F |
電話番号 | 092-707-3999 |
営業時間 | 18:00~/20:30~ |
定休日 | 不定休 |
今回の『渡部の歩き方』は福岡編。最初に訪れたのは、福岡空港から車でおよそ30分のところにある「鮨 唐島」です。激戦区と言われる福岡において名が轟く屈指の名店ながら、「紀茂登」や「安吉」といった名店で修行を積んだ主人の31歳という若さに驚かされます。
「炭の煙をしっかり当ててから出汁を掛け焼きしたカマス」「炊きたてのシャリと削りたての鰹節の卵かけご飯」など、一見ユニークなようで素材の良さを活かしたメニューはさすが。
「カラスミの味噌漬け」「ヒラメの胃袋 肝ソースのせ」など、上質なおつまみの後に、いよいよ握りが登場。一貫目はふんわりとした食感が持ち味の「サワラ」。身の柔らかさとシャリのバランスが絶妙な「カスゴ」、「マグロの漬け」「トロ」、一つ一つの繊維を感じさせるという「煮ホタテ」、茹でて出汁に漬け込んだという「車エビ」など…。控えめで手をかけすぎない、それでいて隅々までこだわりが感じられる仕事ぶりに、確かな未来を感じさせます。
▼地図・アクセス▼
ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ (フレンチ)
店名 | ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ |
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住所 | 福岡県福岡市中央区西中洲2-26 |
電話番号 | 092-724-0955 |
営業時間 | 18:00~24:00 |
定休日 | 日曜 |
福岡編の二軒目は、福岡駅から歩いて10分ほどのところにある、「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」。アジアのベスト50レストランにランクインした経験があり、同ランキングのトップに君臨するシェフとコラボの噂もあるというフレンチの名店です。そうと知らなければ決して気づくことがないような路地裏にひっそりと佇む立地といい、フレンチらしからぬ気さくで出迎えてくれるご主人といい、権威ある賞を獲得しているお店とは思えないところに好感が持てます。
金柑の甘みと苦味が鰹を引き立てる「鰹 金柑」、初めての食感が楽しい「山葵 春菊」、昆布の風味を効かせた「平目 八女茶」、イースト菌を使ってさくふわに仕上げたチーズの燻製にトリュフをかけていただく「白子 松露」など、のっけからすべてが驚きの連続。
スペシャリテは、旨味の強いもの通りを合わせているにもかかわらず極上のバランスに仕立てた「鮑 椎茸」と、低温で1時間以上かけてじっくり焼き上げゼリーのような食感が楽しめる「黒牛 玉葱」。地元の日本酒や焼酎はじめ、世界の銘酒とのペアリングも楽しい、死ぬまでに一度は訪れたいと思わせる名店です。
▼地図・アクセス▼
穴場編:宝雲亭(餃子)
店名 | 宝雲亭 |
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住所 | 福岡県福岡市博多区中洲2-4-20 |
電話番号 | 092-281-7452 |
営業時間 | 月~土17:30~25:00/日・祝17:30~21:00 |
定休日 | 無休 |
穴場編で訪れたのは、中洲川端駅から歩いて15分ほどのところにある「宝雲亭」。夜の繁華街の中心部にある人気店で、博多一口餃子の発祥地とも言われています。作りが古いにもかかわらず、清潔感のある店内。穴場編ならではのB級グルメが楽しめる餃子の名店です。
まずは「レバニラ卵とじ」で慣らし運転。材料それぞれのいいとこ取りをした人気メニューです。続く「一口餃子」は玉ねぎを使ったあっさり仕立て。何個でもいける軽さが持ち味です。塩でいただくことで肉の旨味が楽しめるという「黒豚餃子」、とことんまで柔らかく煮込んだ「牛すじ煮込み」など、居酒屋的なお店ながら、どれも味付けが優しいのも魅力です。
仕上げは、開店以来の一番人気という「塩ホルモン炒め」。ホルモンの強烈な旨味で、渡部氏のお酒も進みます。極上の居酒屋メニューが揃う、お酒好きにはたまらないお店と言えそうです。
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