高知編

今回の『渡部の歩き方』の訪問地となったのは、高知県です。今回、渡部氏はうなぎと割烹の名店をセレクト。このページでは、高知編で紹介されたお店を紹介します。

かね春（うなぎ）

山梨編に引き続き、EXILEや三代目J SOUL BROTHERSとして活躍するNAOTOさんをゲストに迎えての収録となった今回、一行が向かったのは高知。最初に訪れたのは、高知龍馬空港から車でおよそ30分のところにある「かね春」です。平日だというのに店内は満席。東京の有名なうなぎ店のような堅苦しさがまるでない、庶民的な店構えが印象的なうなぎの名店です。

まずはビールとともに「肝の炭焼き」と「う巻き」を。どちらも見た目は素朴ながら、素材の美味しさを引き立てた贅沢な品です。続く「白焼き（わさび）」は、地焼きながら、まるで蒸したようなふわふわな食感が持ち味。表面をクリスピーに香ばしく焼き上げた人気メニューです。「蒲焼き」も甘めながらしつこさのないタレが効いていて、会話もお酒が進みます。

お待ちかねの「うな重」は、うなぎをまるごと一本使った贅沢な一品。タレがかかっていない状態で提供される珍しいスタイルで、うなぎ本来の美味しさを心ゆくまで楽しむことができます。

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凛々 鈴のや（割烹・小料理）

高知編の二軒目は、高知駅から車で5分ほどのところにある「凛々 鈴のや」。地元で人気の割烹で、地元高知の素材を使った郷土料理がいただける人気店です。必要以上に飾らない外装や店内に好感が持てます。

一品目は「南まぐろ握り ほうれん草ごま和え 四方竹の含め煮」。旬の食材にほどよく手を加えた丁寧な仕事ぶりに、期待が高まります。二品目の「お造り」では、カツオやハタ、いさぎ炙り、サバなど、地元で揚がった朝獲れの新鮮な刺身を一切れずつ。いろんな魚を幅広く少しずついただける、とても気の利いたスタイルです。

続いては、黒毛和牛とはまた違った味わいが楽しめる土佐あかうしを使った「ロース焼き 仁淀トマトの茎わさびクリームチーズのせ」。ほどよいサシが入っていて、脂が軽めながら、赤身の旨味が強い、高知ならではのメニューです。魚だけでなく一流の肉料理を楽しめるのもこのお店の魅力。

そしていよいよ「わら焼きカツオの塩たたき」が登場。絶妙な火加減で手早くあぶり、氷でしめずに仕上げていて、驚くほど弾力と甘味が強いのが特徴。塩だけで美味しくいただける、これも高知ならではの逸品です。

「金目鯛とたら白子の煮付け」「天ぷら盛り合わせ」「須崎産の地牡蠣酢」など、四方竹や四万十の青のり、須崎産の牡蠣など、旬の地物を使った料理をそれぞれ少量ずついただけるのが、なんとも楽しい。

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穴場編：廣末屋（焼きそば）

穴場編で訪れたのは、高知駅から車で45分ほどのところ香南市にある「廣末屋」。家族で営む地元で愛されるお好み焼き・焼きそばのお店で、本編に先駆けて渡部氏が来店を真っ先に決めたという人気店です。

渡部氏のお目当ては、自身が好きな食材をふんだんに使った「ニラ塩焼きそば」。大量のニラに加えて、ニラの芯やイカ、豚肉、麺を秘伝の塩ダレで絡めた看板メニューで、念願叶った渡部氏もご満悦の様子。

あげ玉をたっぷり使った人気メニュー「とん平焼き」も同様にフォトジェニックな一品。卵のとろみ、あげ玉のサクサク感、豚バラの香ばしい脂が一度に楽しめる、この店ならではの一品です。

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