渡部の歩き方 wiki

他では見られないホットな海外ドラマをはじめ、国内外の映画やテレビ番組など、豊富なコンテンツが楽しめる動画配信サービス、Hulu。このブログでは、そんなHuluのラインナップのなかでもとくにキラーコンテンツ？として人気の「渡部の歩き方 グルメ王の休日」をご紹介しています。

人気コンテンツであるにもかかわらず、予算不足のためか残念ながら公式ホームページがありません。そのため、テレビでのオンエアやHuluで番組を視聴された方も多いはずですが、紹介されたお店の情報についてさらに詳しく知るのが難しいのが現状です。

そこで今回は、渡部氏ら一行が訪れたお店を各都道府県ごとにピックアップ。料理ジャンル別、穴場にフォーカスした検索もできるようにまとめています。

さらにローカル放送では割愛されてしまったお店についても取り上げるなど、「渡部の歩き方」に関する情報を網羅。もっと知りたいときのポータルサイトとしてご利用ください。

渡部の歩き方とは？

芸能界きってのグルメ通として知られる人気お笑いコンビ、アンジャッシュの渡部健氏が主演をつとめる番組。全国津々浦々、渡部氏が行ってみたい店、いわば“渡部の聖域”とも言えるような名店を訪問して紹介するというユニークな企画です。

人気の理由の一つとなっているのが、コスパや旅費、所要時間をいっさい気にすることなく、笑いも人気取りも意識しない、渡部氏の休日の一人旅にただただカメラが同行するという、地上波では考えられないスタイル。いかにもお約束ごと的な演出や、テレビ特有の高めのテンションもないから、お店の魅力が直球で伝わってくると評判です。

Huluでは、渡部氏が訪れたそれぞれの地域で先行放送された後に配信されますが、なにげにニーズの高い「穴場編」を限定的に視聴できるのが魅力となっています。

都道府県別 店舗一覧

穴場編とは

「渡部の歩き方」で一行が訪れるのは3店舗ほど。原則として宿泊することはなく、北海道や九州など、遠方だとしても当日朝に東京を出発し、その日のうちにすべてのお店をハシゴします。

そのうちの一つは「穴場編」として取り上げられ、他の地域ではあまり知られていないご当地モノが登場。食べログなどの口コミサイトでは決して評価は高くないものの、地元では熱烈に支持されているB級グルメを中心に紹介されます。

ピックアップされるのは、いわゆる名店とは違う庶民的なお店が多いのが特徴。その地域ならではの味が楽しめるラーメン屋やうどん屋、地元のタクシー運転手さんオススメのトンカツ屋など、どれも上品すぎたり高級すぎたりしないから、ふらりと立ち寄りやすいものばかり。そのため、ファンのなかには、むしろ当コーナーを楽しみにしている方も少なくないのだとか。

その地方に住む人はもちろん、旅行する人にとっても、本編に比べてもしかするとニーズが高いかもしれない「穴場編」はHuluのみの限定配信。テレビ放送を見たけれど、取り上げられていたお店に実際に入るのはちょっとハードルが高いと感じた方は、ぜひHuluでの配信をチェックしてみてください。「渡部の歩き方」のもう一つの魅力に触れられるはずです。

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スタッフ・ゲスト

渡部氏とスタッフとの軽妙な会話も楽しみの一つ。また、ミュージシャンなど豪華ゲストが不定期で出演し、普段は見られない素の表情が見られることから、グルメ愛好家はもちろん、それぞれのファンにも見逃せない内容になっています。登場人物について、本編のエピソードと絡めながらご紹介していきましょう。

渡部健（アンジャッシュ）

言わずと知れた「渡部の歩き方」のホスト。1日でも休みが取れたなら弾丸で地方の名店を訪れるほどの食道楽で、年間500件以上のお店を食べ歩きしている“芸能界のグルメ王”として知られます。やはり食通であるタレントの寺門ジモン氏や、フードジャーナリストのマッキー牧元氏を師と仰ぎ、食関連の著作多数。会員制グルメコミュニティで情報を配信するなど、多方面で活躍しています。

番組内での口癖は、「それNGだからね」「Fな人です」「中西、なんでお前そんな汗かいてんの」「昭和47年生まれ？じゃあボクとタメだ」など。

スタッフ

実際にはかなりの数のスタッフが同行している模様ですが、登場するのは主に以下の2人のディレクターです。

中西ディレクター

当番組のディレクター。渡部氏との軽妙な掛け合いもこの番組の見どころの一つで、スポーツジャケットを脱がないことや手酌など、ことあるごとに渡部氏から叱咤されるキャラとして存在感を確立しています。イジられ方が巧みで、渡部氏と店主とのあいだの緩衝材的な位置どりがうまく、人気に一役買っている人物です。

繊細な味付けよりも大味系の揚げ物やコレステロールを愛し、番組内での口癖は「みずみずしい」「すんごいウマいっすね」。

田中ディレクター

このところ番組を休みがちな中西ディレクターに代わって、渡部氏の旅の道連れ役として登場する機会が多いのが田中ディレクター。やはりイジられはしながらも、渡部氏と対等にわたり合おうとする貫禄の持ち主で、料理に対するコメントもなかなか的を射ていると感じることがあり見ていて楽しい。

EXILE 橘ケンチ

番組初のミュージシャンとして愛媛編にゲスト出演したのがEXILEの橘ケンチ氏。「日本酒の会」で渡部氏と出会ったというほどの日本酒党で、かねてよりこの番組の大ファンだったということから同行が実現。

バラエティにはほとんど出演しないというケンチ氏だけに、食や日本酒へのこだわりはもちろん、ツアーの前や最中は一切禁酒するというエピソードなど、普段なかなか聞けない裏話を交えた内容にはファンも大満足のはず。

ゲスの極み乙女。 休日課長

Twitterなどで当番組のファンであることを高らかに公言していたことがきっかけで山梨編に登場したのが人気バンド、ゲスの極み乙女。のベーシスト、休日課長氏。なんでもすべてのエピソードを観ているらしく、バンドメンバーにも祝福されてのご出演。

やはり7年も彼女がいないことや比嘉愛未さんの大ファンであることなど、男旅ならではの会話が盛りだくさん。気になる後輩アーティストや、バンドメンバーについての秘話など、SNSをフォローしていても知ることができないミュージシャンならではの話題も満載で充実の内容でした。

EXILE ナオト

高知編には、EXILE／三代目J Soul BrothersのNAOTO氏がゲスト出演。グルメ通で知られるNAOTO氏ですが、真昼間からお酒を飲む姿をさらすのはこれが初めてとのこと。

NAOTO氏がいま気になっている可愛い後輩から学生時代にお笑いトリオを結成していたことまで、美味しい料理とお酒を囲んで会話が弾みます。

このほかにも、渡部氏と旧知の仲という人気月刊誌『dancyu』誌の編集長、植野広生氏が北海道編で登場。全国屈指のA級スポットへ連れていってくれたかと思うと、昭和43年開業の深夜食堂で酔いどれながら即席目玉焼き丼を披露するなど、やはり動画配信サービスならではの無軌道ぶりで楽しませてくれました。

まとめ

渡部氏がおすすめするとっておきのお店自慢の料理と美味しいお酒、ディレクターとの軽やかな会話にスペシャルなゲストと、見どころ充実の「渡部の歩き方」。2019年で3年目を迎え、番組の足跡をたどる“渡部の聖域”の巡礼者も増えているのだとか。地上波とは違うアプローチで新たなグルメ番組の雛形を作りつつあるといわれる人気番組。ぜひhuluでチェックしてみてはいかがでしょうか。