今回、『渡部の歩き方』の訪問地となったのは、岩手県です。今回、渡部氏は焼肉と割烹の名店をセレクト。このページでは、岩手編で紹介されたお店を紹介します。
龍園(焼肉)
店名 | 龍園 |
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住所 | 岩手県奥州市水沢袋町2-11 |
電話番号 | 0197-24-4838 |
営業時間 | 月から土 17:30~22:00/日 17:30~21:45 |
定休日 | 不定休(月2回) |
久しぶりの東北エリアとなった今回の「渡部の歩き方」。最初に訪れたのは、水沢江刺駅から車でおよそ15分のところにある「龍園」。いかにも地元で愛されているといった風情の庶民的な店構えが食欲を誘う、焼肉の名店です。佇まいは古い昭和スタイルの雰囲気そのもの。店内に入るとまず迎えてくれるロースターなど、隅々まで掃除が行き届いているのが名店の証拠です。
サシがしっかり入りふっくらした肉厚の「上タン塩」、とろけるような食感の「ハラミ」、甘みと軽さのバランスが絶妙な脂ののった「上カルビ(ざぶとん)」など、どのメニューも見た目は素朴ながら、前沢牛を使っているだけあって味は本格派。
焼肉屋には珍しい、ステーキがあるのもこの店の魅力。ほどよくサシが入った贅沢感の味わえる一品です。「牛ホホ」や「ハチノ巣」「ホルモン」など内臓系はどれも食感が秀逸で、こちらもクオリティが高め。ホルモンファンが楽しめること請け合いです。
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寺沢(割烹・小料理)
店名 | 御料理 寺沢 |
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住所 | 岩手県北上市大通り4丁目4-3 |
電話番号 | 0197-72-7708 |
営業時間 | 12:00~14:00/18:00~ |
定休日 | 4日、14日、24日 |
岩手編の二軒目は、北上駅から歩いて15分ほどのところにある「寺沢」。今年で6年前になる割烹のお店で、超のつく人気店ながら、ご主人が一人で切りもりされています。
一品目の「蕗青煮 蒸し鮑 薇(ぜんまい)の木の芽和え 雲丹」、二品目の「河豚白子 蒸し寿司」など、初っ端から素材の魅力を引き出した圧巻の料理が続きます。さらに、しっかりだしの効いた椀もの「アイナメ 筍 鍵蕨 青柚子」、軽く炙った皮の香ばしさに弾力のある身が際立つ「本アラ 朝締めのアイナメ」のお造りなど、まったく隙のないラインナップに舌鼓を打ちます。
鮮度が命と言われる本マスを照り焼きにした「本マスの塩麹漬け」、ホヤの塩辛などを盛り合わせた「季節の盛り込み」、贅沢に毛蟹を使った「毛蟹の飛龍頭 ホワイトアスパラ 香茸 白髪ねぎ 木の芽」など、どれも決して派手さはないものの、丁寧な仕事ぶりに好感。
〆の料理は「吉次の煮つけ」。上品に味付けされた吉次(キンキ)とともに、土鍋で炊いたご飯が進みます。
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穴場編:さかえや 本店(ラーメン、定食・食堂)
店名 | さかえや 本店 |
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住所 | 岩手県花巻市山の神1000-1 |
電話番号 | 0198-23-7775 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 年末年始 |
穴場編で訪れたのは、村崎野駅から歩いて5分ほどのところにある「さかえや 本店」。他県ではあまり馴染みがない「満州にらラーメン」で知られ、地元出身のプロ野球選手らが今もその味を懐かしんで通っているという人気店です。
「ニラもつ」「バラ味噌」など一品メニューが充実していて、まずはビールで乾杯。いずれもいかにも上質なB級グルメといった印象のメニューで、渡部氏も「うまい」を連発。主役のラーメンへの期待が高まります。
ほどなくして登場したのが「満州にらラーメン(醤油)」。ニラがたっぷりと表面を覆い、刻んだ紅生姜を中央にトッピングしているのが特徴。ラー油の香ばしさと醤油のコクが効いていて、「満州にらラーメン(味噌)」ともども、クセになる味わいなのだとか。スープは赤々としていますが、見た目ほど辛さはないようで、辛いのが苦手という方にもおすすめできます。
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