『渡部の歩き方』第20回目の訪問地となったのは、愛媛県です。渡部氏は、お寿司、居酒屋、いずれも全国に知られた名店をセレクトしています。このページでは、愛媛編で紹介されたお店を紹介します。
あか吉(寿司)
初めてゲストを招いての収録となった愛媛編。大の日本酒党というEXILE/EXILE THE SOCONDの橘ケンチ氏とともに、一行が最初に訪れたのは、「あか吉」。ミシュランガイド愛媛2018で一つ星を獲得した名店ながら、寿司と焼肉を看板にしているユニークな業態のお店です。
今回は日本酒に合う料理が目当てということで、魚料理が中心。瀬戸内の地物を使ったのっけの三品、「フグの塩麹唐揚げ」「太刀魚の塩焼き」「ノドクロの塩焼き」はどれもメインの風格。「イカ」「マコガレイ」「ホシガレイ」、そして高級魚「アコウ」に「フグ」と、白身のいいところを生で味わえるのも瀬戸内ならではです。
「牛タン」を挟んで握りが登場。身の繊細さが引き立つ「熟成マナガツオ」と「マナガツオ」を食べ比べた後に出された、炭を直に当てて仕上げる「ノドクロの棒寿司」は、一同が唸りをあげるほどの逸品。シャリを中に入れて焼き上げる〆の「出汁巻き卵」にいたるまで、スキのない仕事ぶりに脱帽です。
▼基本情報▼
店名 | あか吉 |
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住所 | 愛媛県今治市伯方町北浦1203-8 |
電話番号 | 0897-73-0627 |
営業時間 | 18:00~22:00 |
定休日 | 火曜日 |
馳走屋河の(居酒屋)
次に一行が向かったのは、松山駅から車で10分のところにある「馳走屋河の」。凄腕のご主人による旬の肴と美酒を心ゆくまで堪能できる大人仕様の居酒屋です。
杜氏さんにお願いして大吟醸酒を特殊な絞り方で仕込んだというオリジナルの日本酒とともに味うのは、やはり地物の魚です。皮目だけ火で炙った「穴子のタタキ」、歯ごたえが印象的な「伊勢えびのおすまし」、弾力のある味を堪能できる「イシダイの胡椒焼き」は、いずれも素材の味を引き立てる最上級の仕上がり。
本マグロ、干しカレイ、紋甲イカなどを贅沢にのっけた「海鮮ご飯」や青海苔を散らした香り高い「こんとび海苔のおにぎり」など、ご飯ものも充実。居酒屋と呼んでしまうにはもったいない名店中の名店です。
▼基本情報▼
店名 | 馳走屋河の |
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住所 | 愛媛県松山市二番町2-8-6 |
電話番号 | 089-931-7322 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 日曜(月曜祝日の場合は月曜も) |
穴場編:瓢太(居酒屋・中華そば)
穴場編で訪れたのは、松山駅から車で約10分ほどのところにある「瓢太」。ラーメンがメインのお店ながら、日本酒のラインナップも相当なもので、しっかり飲んで食べることができる地元で人気のお店です。
せっかくということで、まずは「おでん」に舌鼓。甘みのある醤油ベースの出汁を使った松山ならではの味わいに、寝起きにもかかわらず渡部氏のお酒もすすみます。肉質のいい揚げたての親鳥を豪快にいただく「鳥足の唐揚」はじめ、アラカルトも充実していて、居酒屋としても一級。
そして真打は、甘みとコクのあるスープが自慢の「中華そば」。ラーメンに甘いスープと聞くと意外な気もしますが、これがクセになる旨さ。飲んだ後の〆だけでなく、これをだけを目当てに来店する人も少なくないのだとか。お酒好きはもちろん、中華そばファンもぜひ足を運びたいお店です。
▼基本情報▼
店名 | 瓢太 |
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住所 | 愛媛県松山市三番町6-1-10 |
電話番号 | 089-931-5133 |
営業時間 | 11:30~14:00/18:00~23:00 |
定休日 | 日曜日 |